【寺田本家見学】

ご無沙汰しております、かけわです。
先日の耕作放棄地訪問の際、その周辺にある“寺田本家”へ酒蔵見学にいきました。
1月、2月はお酒仕込みの最盛期ともあり、非常ににぎわっていました。

寺田本家は、江戸時代に今の滋賀県にあたる近江国で創業し、利根川を中心とした水流
や米どころである事から現在の神崎に移住し、300年以上の歴史を持つ老舗の酒蔵です。

 

周辺の養護施設から、障がい者の方を就労体験として受け入れている点や、

使用している全ての原材料は、契約農家さんがつくる無農薬米で、無農薬を維持する事の大変さ、

材料にこだわる事の大切さ等、様々な事を教えていただきとても勉強になりました。

麹室・酒母室・もろみタンクなど蔵の中をゆっくり案内していただき、麹の香り、発酵中のもろみ、
プクプクとした酵母菌たちのささやきは、日本伝統発酵の世界の奥深さを感じ、とてもわくわくするものでした。

お酒を酸っぱくしてしまう事から杜氏の天敵とも言われる“火落菌”も、寺田本家ではそれもまた多様性であって、
色々な菌が混ざり合い、それこそが寺田の味だそうです。

また、寺田の日本酒は昔ながらの生もと仕込みという手作業によるもので、
菌同士が互いに作用しあい、役目を終えたら次の菌へとバトンタッチをするという
儚くも美しい、まさに自然の摂理に沿った作り方をしております。

その過程で、見ることが出来る「もと摺り」という作業はまさに職人技でした。

今回の訪問を通して、菌のそれぞれ皆違っていてよい、

すべての菌がここのお酒を造っているということをおっしゃっていたことにとても共感し、

また、大切にこだわりを守り抜きながらも新たなこともチャレンジを続ける姿にとても感銘を受け、

是非とも今後も関わりを深めていきたいと思う、大変良い機会になりました。

 

この場を借りて感謝の言葉を述べさせていただきます、ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です